過去に女性とのセックス経験はあるが、その後、女性との性交渉が全くない期間が非常に長く続いている男性のこと。あるいは一連の症状を指す。
主に中年期の男性に見られる。
一般的に「童貞」とは、たった一度でもセックスをすれば失われ、それ以降、例え一生セックスがなくともその男性は「非童貞」といえる。
しかし、「セカンド童貞」は過去に童貞を喪失した記憶が薄れ、その昔童貞であったころの自分の様にどのように卒業すればいいのかが分からなくなるといった状態に陥ってしまう。
なお頻繁に女性とセックスしている男性、いわゆるリア充やヤリチンと呼ばれる人が、ほんの数日間だけセックスなしの夜を過ごしたのを、ことさらに自虐風自慢として
「あーオレもう3日間もセカンド童貞なんだよなぁ」 などと吹聴する使い方も存在する。
原因は人それぞれであるが、主に二つに大別される。
女性やセックスにそれほど関心がなく、たまたま女性から猛烈なアタックを受けて一度は関係を持ってしまったが、その後、人間関係などでうんざりし、「もう女なんて懲り懲りだ」などと思ってしまうパターンがこれに当てはまる。
過去に恋愛やセックス経験はそれなりにあるし、女性やセックスに並々ならぬ興味はあるし、それなりに積極的に行動してはいる。だけど、チャンスやタイミングに恵まれず気がついたら10年以上もセックスをしていない、というようなパターンがこれに当てはまる。
一度は恋愛やセックスを自力で経験しているため、「本気を出せば何とかなる」「チャンスがあればどうとでもなる」 と妙な自信、安心感から切迫感や危機感もなく、気がつけば30歳、40歳になり、もはや気軽に異性と出会ったり恋愛したり、一時の感情の盛り上がりだけで気楽にセックスができるような年齢ではなくなってしまう。おそらく、セカンド童貞の大多数がこれに属している。