年明けにBSの番組「欲望の資本主義」を見る。 どうも字幕というのが最近は視力が落ちたせいもあり見ずらい。 何度か巻き戻しながら見終わる。 このシリーズの過去の放送分をまとめた書籍も読んだが 最も共感できたのはチェコの経済学者セドラチェクの言説、 「脱成長」。 今回の番組では、コミュニズムの復権を唱えて話題の 日本の経済学者・斎藤公平との対談が番組後半の多くを占める。 討論は勝ち負けではない。 が、終始押され気味に見えるセドラチェクに私としては共感をする。 迷いのないまだ若い(それゆえ極論にもなりうる)斎藤の論調を、 「どういったらわかってもらえるのか」と悩みながら答える様子に。 脱成長というこ…