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セバスチャン・ローブ

(スポーツ)
せばすちゃんろーぶ

(SEBASTIEN LOEB)WRCのスタードライバーの一人。

氏名:SEBASTIEN LOEB 
日本語表記:セバスチャン・ローブ
なお、メディアによっては
セバスチャン・ロエブとか
セバスチャン・ロウブという表記がなされる場合がある。
2004、2005WRC世界ラリー選手権2連覇。


生年月日:1974年2月26日
出生地:オーベルフォッフェン(フランス)
現在の居住地:オーベルフォッフェン(フランス)
独身
WRC出場回数:39回
WRC優勝回数:6回
※データは2004年第2戦終了時


リスト::カーレーサー

  • フランス期待の新星セバスチャン・ローブがラリーを始めたのは比較的遅く、20歳を過ぎてから。
  • それまでは、なんと体操選手をしていた。
  • 注目されるようになったのは1997年フランスの自動車雑誌エシャップマン誌のベスト・ヤング・ホープ賞に選ばれてからだ。98年はサクソ・キットカー・トロフィーで3勝。翌年フランス自動車連盟のヤングホープチームの一員に選ばれ、コルシカ、サンレモにサクソキットカーで参戦し、両戦ともクラス優勝。2年目のサクソ・キットカートロフィーでは4勝を挙げ、シリーズウイナーになる。2000年はサクソ・キットカーでフランスグラベル選手権に出場し、2WDクラス王者に。
  • WRCではフランス自動車連盟の支援を受け、グリフォーネのカローラWRCでサンレモ、コルシカに参戦。2001年はフランス選手権をクサラキットカーで、WRCスーパー1600をサクソで戦い、いずれもタイトルを獲得。サンレモではクサラWRCを駆って2位に入賞した。シトロエンの出場する7戦すべてに出場する2002年。開幕戦モンテで首位を独走するもペナルティで惜しくも初優勝を逃した。しかし、ドイツでプジョー勢を圧倒し、初優勝を遂げる。初のフル参戦ととなった2003年は、最終戦までソルベルグとタイトルを争い、1ポイント差で2位を獲得した。
  • ”Glacially cool Seb"(氷河のセブ)とか「氷の脳を持つ男」と呼ばれるように常に冷静沈着。熱血漢の多いWRCにおいて珍しいタイプ。ましてやキ○ガイフレンチと表現されるようにキレるタイプがほとんどのフランス人ドライバーの中では例外中の例外。
  • 「冷静沈着にみえるかもしれないけど、僕の中ではそうとは限らないんだ。」とは本人の弁。でも、そうはとても思えない。
  • なぜなら、彼の走りはグラベル・アイス・ターマックと道を選ばず、実にスムーズでしかも速いのだ。最適のラインをイメージして、クリアするという作業はコーナーの曲率、路面状況の変化が激しいラリーという競技にとって実は非常に難しいもので、ほかのドライバーでよく見るハデなドリフトをしながらのコーナリングというのは実は路面変化や曲率変化に対応しやすいように最初から滑らせて走るようにしてあるが、彼の場合、コ・ドライバーの指示をもらうと、最初からこのラインを走る。と決めているのだ。そして状況の変化があった場合、体操で培った反射神経、および平衡感覚を利しての繊細ですばやい修正でこれをクリアするのだ。それをコントロールするのはやはり「氷の頭脳」でないとまず不可能だろう。
  • そして、2004年のスウェディッシュにおいて初めて非スカンジナビア人が優勝という快挙を成し遂げた。サインツもマクレーもオリオールも成しえなかったことといえば、まさに快挙中の快挙であることが分かるだろう。
  • まさに、新世代のエースの一人。今後しばらくの間は彼を中心にペター・ソルベルグ、フランソワ・デュバル・マルコ・マルティンあたりでWRCの戦いが展開されるだろう。
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