悲しみをこの小さな身体で受け止めきれないとおもった。実際私の身体はそんなに小さくもないけれど、この上なく小さくて弱くてか細い身体のように感じるのだ。私は、この痛みを耐え抜くくらいに充分な身体を持ち合わせていない。 新宿のルノアールで、動けなくなってしまった。痛みと、悲しみに耐える分だけの力しか残っていなかった。8年間ほど、セックスする関係だった友人にいよいよ別れを告げられたのだ。別れというよりも、宣言に近い。もう二度と、君と私は関わりませんという宣言をさせられた。そういう言い方の方がしっくりとくる。 待ち合わせの連絡をしてる時点で、昼の時間を指定されたので、ついに今日もう終わりですと言われるん…