ブラームスがお好きな方は非常に多くいらっしゃることでしょう。 私もあらゆる機会で演奏することが出来ました。 そして、極めて珍しい作品を演奏したこともありました。 その作品、セレナード第1番 ニ長調 Op.11 数年前、あるオーケストラの演奏にエキストラ出演した時に弾いた曲。 他のオーケストラの曲なら弾いたことはあったのに、 ブラームスの初期に書かれた管弦楽曲であるセレナード第1番を弾くということは、 弾いていた当時の私は大変興味深く思っていて、それでいていろいろと勉強になったものでした。 この曲、演奏頻度は低いのですけれども、若いブラームスを知るには絶好の作品かと。 実に爽やかで、哀愁ある旋律…