SVBが破綻したりCS(クレディ・スイス)の疑惑が上がってきたりと最近金融市場での話題が多くあります。FRBのパウエルさんは市場とのコミュニケーションをかなり密に行い金融緩和からの利上げまでとインフレや雇用状態を見ながら経済対策を行ってきました。 日本は誰にも解けないデフレ問題を解決しようと金融緩和を引き続け、コロナ禍では金利差から円安傾向が進み、目標インフレ2%を安定的に達する前に弊害がつきまとい、ETFや国債の出口戦略も考えたほうが良いのかどうなのか、という印象です。 そんな中黒田総裁の後任として植田新総裁が日銀を取りまとめる形となるということで、植田さんの著書を読んでみました。 ゼロ金利…