「プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!」に登場する敵キャラクター。
CV:新妻聖子*1
騒動の首謀者で、プリキュアの涙を狙う18歳の魔女。黒を基調としたゴスロリの衣装と割れたハートのカチューシャが特徴。
基本的には攻撃的だが、トラウーマに対しては温情的な一面もある。歌うことが得意で、彼女の歌はプリキュアの力になる事もある(後述)。
プリキュアの涙を狙っていたのは、ある苦痛から来ており…。
元々は孤児だったソルシエールは、究極の魔法を知る初老の女性*2に拾われ、後継者として認められるべく弟子となり、必死に努力を積み重ねてきたが、彼女の魔法がいくら上達しても魔法を教えてくれず、子守唄を聞かされる日々が続いていた。結局究極の魔法をソルシエールに教えないまま先生は亡くなってしまい、絶望したソルシエールは「先生はあなたの才能に嫉妬し、むしろあなたをお嫌いになったかも」と言うトラウーマの嘘を信じ、閉鎖的な性格に変わった彼女は、以後先生に対し激しい憎悪を抱くようになる*3。
プリキュアの涙を手に入れる為に先輩プリキュアを幽閉したのも、その力を借りて魔法を教えなかった理由を問いただす為だった。
しかし、キュアミラクルとキュアマジカルの説得*4とミラクルライトの微かな光で先生の事を思い出し、見捨てられたのは誤解だったと知り、憎しみから開放される。
それと同時にキュアミラクルがもらい泣きした事で…。
ソルシエールと共に行動していたトラウーマの正体は、この世を去った先生に封印された闇の獣。キュアミラクルの涙を受け止めた事で真の目的を明かし、ソルシエールとプリキュアに襲いかかる。
トラウーマは自分の目的を果たす為にソルシエールを騙して協力させていた。
騙されたと知ったソルシエールは、プリキュアの力になるために子守唄を歌い、彼女達をパワーアップさせた*5。実はこの世を去った先生が歌ったあの子守唄こそが、ソルシエールが知りたがっていた究極の魔法の正体だった。
トラウーマを撃破した後、ソルシエールは今までの悪事をキュアミラクル、キュアマジカルに謝り、先生と同じく子供に魔法を教える仕事に就くことを決意する。
余談だが、「魔法つかいプリキュア!」最終話にも登場する。