今日は、親と子の関わりについて、お釈迦様とダイバダッタとの関係から、いろいろ思うところをつづります。 仏教経典で超有名な極悪人にダイバダッタがいます。 ダイバダッタがどんな悪さをしたかというと、酒に酔わせた象をお釈迦様にけしかけたり、岩を落としてお釈迦様の足を傷つけたりしたとされています。 さてダイバダッタは、そんなことをした人なので、ぜったい成仏しないで地獄へ落ちると皆から思われていたのですが、お釈迦様は自分が成仏できたのは過去にダイバダッタの教えがあったからだとして、ダイバダッタと自分との関わりについて説き成仏の保証を行います。 なかなか複雑な関係なのですが、教訓としては、苦難を与える者こ…