ダエイ

日本vsイラン、単純にイランの方が強かった、文句なしで。 延長120分を戦った後、中二日だというのに恐るべき体力と気力のイラン。さすがに後半は息切れするだろうと見ていましたが、とんでもない、後半のほうが日本を上回っていました。「切り札」と目されていた交代出場の三笘も、結局、一度たりとも突破ができませんでした。 イランと日本の差はただひとつ。エースストライカー、アズムンがいるかいないかです。この選手はすごい。背後からDFに迫られても前後を挟まれても、とにかく何とかしてしまう。しかも片時たりともゴールを狙う意識を途切れされることがありません。フリーになれば絶対にゴール枠は外さないし、かなり無理な体…

イランの方が良いサッカーしてた、に尽きる試合。 ひたすら日本が昔っから苦手な ・ディフェンスラインにプレッシング ・背が高いチームのひたすらディフェンスとキーパーのエアポケットにアーリークロス ・日本が守勢になったらセカンドボールを取らせない を徹底してやってて、なおかつ相手のトップラインには欧州でまあまあ活躍してるオフェンス陣が3組いる。(一名欠場累積)駆け引きでひたすらラインオフサイドギリで剥がす作業を繰り返し、そこを抜けたらシュート、崩せなければアーリークロスでヘッドの競り合いで大勢を崩させてセカンドボールを取る、をひたすらしていて、お見事。 なおかつ板倉が本当らしくない剥がされ方を連発…

本ブログでは、スポーツと歴史について、独自の考察を行っていきたいと思っています。まず、今日・2月3日の20時半キックオフとなるAFCアジアカップ、日本vsイラク戦について。 厳しい戦いになり、前回2019のUAE大会のようなスコアにはならないとは思うが、日本勝利の可能性が高いと見ます。アジア1位と2位の両チームは、FIFAランクからしても、大きな実力の違いはないと思いますが、イランはエースのタレミの出場停止は、あまりにも大きな痛手です。アズムンもいますが、徹底マークの相手が一人減るのは大きく富安は、前回大会で完封した実績を持つのも心強いところ。思い出されるのは、ジョホールバルの歓喜。日本が野人…

「 オズの魔法使い 」 疾風のごとく左サイドを駆け抜け、矢のようなクロスやシュートを放った高速のアタッカー。アイデアとセンスに優れ、観る者を魅了するプレーから「オーストラリア最高の選手」と言われるのが、ハリー・キューウェル（ Harold Kewell ）だ。 若くしてイングランドに渡り、リーズ・ユナイテッドの左ウィングとして活躍。その後移籍したリバプールでは、豪州出身選手として初めてUEFAチャンピオンズリーグ優勝を経験した。トルコのガラタサライでは「オズの魔法使い」の愛称で呼ばれ人気を博した。 オーストラリア史上最年少の17歳7ヶ月でA代表デビュー。97年のW杯予選大陸間プレーオフ・イラン…

レバノン南部フラの町を狙ったイスラエル軍のリン弾による爆撃公開日12/19/2023 (最終更新: 12/19/2023 at: 20:36) ベイルート＝マアン】メディア情報筋によると、土曜日夕方、イスラエル軍はレバノン南部に位置するフーラの町を爆撃した。 ロシア・トゥデイのウェブサイトが伝えた："イスラエル軍の空爆は、レバノン南部のアイタ・アル・シャブの町の民家を標的とし、死傷者が出たとの報告がある。" また、"イスラエルの砲撃はリン弾と軽爆弾でフラとマルカブの町の郊外を標的にしている"。 本日未明以来、イスラエル軍の砲撃は西部地区のナクーラの町外れを標的にしており、イスラエル軍はレバノン…

ジーコの代表監督就任と「黄金の中盤」 2002年の日韓Wカップが終了すると、岡野俊一郎がサッカー協会会長職を退き、川淵三郎が後任の会長となった。新会長のもとには技術委員会から次期監督候補のリストが届くが、川淵はそれを無視する。 川淵が独断で選んだトルシエ監督の後任は、鹿島アントラーズのテクニカル・ディレクターを務めていたジーコ（本名、アルトゥール・アントゥネス・コインブラ）だった。 ジーコの日本代表監督就任はサポーターの歓迎を受けたが、一方で全く監督経験のない彼の手腕に不安の声も聞こえた。その新監督の力量を測る最初の試合が、10月にジャマイカを招いて行なわれた親善試合。 ジーコはこの試合に中田…

ドーハ組、中山と高木の復帰 ソウルで行なわれた韓国の勝利で、日本にW杯出場への道が開かれた。しかしFWの三浦知良と呂比須ワグナーが警告を受け、揃って最終戦では出場停止となってしまった。そこで岡田武史監督は、ドーハ組の中山雅史と高木琢也を代表に招集する。高木は最終予選直前まで代表メンバーだったが、中山は2年半ぶりの代表復帰だった。 97年11月8日、日本の最終戦はホーム国立競技場にカザフスタンを迎え行なわれた。カザフスタンとは約1ヶ月前アルトマイで戦い、試合終了直前に同点とされている。その結果、加茂周監督が解任となったという因縁の相手であった。5万6千の大観衆が見つめる中、日本は中山と城彰二をツ…

日本の左サイドバック、都並敏史の故障 日本がアメリカW杯の最終予選進出を決めたその約1週間後、ついにJリーグが開幕。93年5月15日には、開幕記念試合となるヴェルディvs マリノス戦が行なわれた。国立競技場に満員の観客を集め、マスコミにも大きく扱われたこの試合には、日本代表の左サイドバック都並敏史の姿もあった。 都並はすでに32歳のベテランだったが、Jリーグの熱狂もあって身体はよく動いていた。しかし好調をキープして迎えた第3節のサンフレッチェ戦、身体の大きな外国人選手と激しくぶつかり、左足首を痛めてしまう。 足首に激痛が走ったため都並はピッチを退き、このあと3試合を欠場して治療にあてる。だが主…