私はこれまで、天体写真の補正用画像は、現場で天体写真の撮影の最後にダーク画像を1枚撮影するのみで済ませていた。理由は単純で、現場で天体写真をできるだけたくさん撮影するため、補正画像を撮る時間を惜しんでいたため。しかし、冷却カメラを使うようになり、カメラの温度が制御できるため、現場でダーク画像を撮影する必要がなくなったので自宅で十分な枚数のダーク画像を用意することにした。また、この機会にフラット画像も用意することにした。 フラット画像の作り方はいろいろあるようだが、室内で作れるようにフラット照明を用意することにした。手持ちの鏡筒全てに使うためにはΦ300mm程度の照明が必要になるが、市販品は結構…