ナムチャバルワ峰は、ヒマラヤ山脈の最東端に位置し、チベット語で「空を刺している長い矛」や「落ちてきた石」という意味です。海抜7,782mで、世界で15番目に高い巨峰で、ナムチャバルワ峰の主峰が天を突くように高くそびえているため、「氷山の父親」という美しい名称があります。 南の峰は雅魯蔵布(ヤルザンブ)大峡谷地質の強烈なプレートで、複雑な地形を生み出しています。最東端のナムチャバルワと西端の高峰ナンガパルパットは 「魔の山」と言われ、近年まで誰も足を踏み入れることが出来ませんでした。「魔の山」と言われる原因は、斜面が急であることや地震や雪崩が多発することからで、世界最高未踏峰として世界中の登山家…