デクラン・ライス

共に怪我人、復帰人を多く抱え運用がシビアな2チーム同士の戦い。ただアーセナルは堅守とセットプレー、マドリーは爆発力は健在なので面白い試合が期待出来そうです。 ということで先日行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝1stレグ、アーセナルvsレアルマドリードの感想です。 Getty Images 過去記事はコチラ↓↓ kichitan.hatenablog.com 両チームのスタメン＆結果 前半 アーセナルは守備4-4-1-1の4-3-3、対するマドリーは4-4-2を採用していました。 試合は序盤からアーセナルがボールを保持。マドリーの前線のプレスが緩いので難なく危険な縦パスを供給し…

今回は主要欧州リーグの2024～2025シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。 6回目は「アーセナル」です。 Getty Images 関連記事はコチラ↓↓ kichitan.hatenablog.com 基本フォーメーション ①中心選手の離脱で攻撃が停滞 過去2シーズン惜しくも2位に終わり今度こそは優勝と意気込んでいたアーセナルですが、攻守の「核」とも言えるウーデゴールが負傷。何とか堅守速攻に切り替え得意のセットプレーに光を見出すも8節のボーンマス戦でリーグ戦初黒星を喫すると、その後2分け1敗と失速。正直相手が悪かったとも言えますが（リヴァプール、ニューカッ…

ウーデゴールの復帰もありリーグ戦2連勝と持ち直しているアーセナルと、アモリム新体制になり公式戦2勝1分と復調の傾向があるマンチェスターユナイテッド。ユナイテッドにとっては対BIG6初対決であるので、どこまでチームが仕上がっているのか注目です。 ということで先日行われたプレミアリーグ第14節アーセナルvsマンチェスターユナイテッドの感想です。 Getty Images ハイライトはコチラ↓↓ www.youtube.com 両チームのスタメン＆結果 前半 アーセナルはキヴィオル、ジンチェンコを左サイドに配置した守備4-4-1-1の4-3-3、対するユナイテッドはウガルテ、ブルーノをダブルボランチ…

今回は主要欧州クラブの2023-2024シーズン総括を書いていきたいと思います。 18回目は「アーセナル」です。 Getty Images リーグ 勝ち点89 28勝 5分 5敗 91得点 29失点 2位 FAカップ 3回戦敗退 リーグカップ 4回戦敗退 チャンピオンズリーグ ベスト8 基本布陣 過去記事はコチラ↓↓ kichitan.hatenablog.com kichitan.hatenablog.com ①前半戦の取りこぼしが致命傷に リーグ戦では中々突き抜けきれず、更にFAカップでもリヴァプールにあっさり敗退する等戦前の大型補強に見合う効果を見せられなかったアーセナルですが、年明けの…

今回は三つ巴になっているプレミアリーグについて、 ①現状のチーム状況 ②今後の日程 ③キーマンとなりそうな選手 を重点的に書いていきたいと思います。 1回目は「アーセナル」です。 Getty Images 基本フォーメーション ①リーグ最少失点の堅守と巧みなセットプレー 今シーズンのアーセナルの前半戦は指揮官がロマンに走ったのか、選手に多くのポジションチェンジを行わせるサッカーを行ったものの結果的にポジションチェンジが「目的」となってしまい、最も肝心な勝利が遠のくことになりました。 それでも他チームも停滞していたので12月には一度は首位に躍り出るも、年末年始にまさかの公式戦3連敗を喫する事にな…

※22/23 イングリッシュプレミアリーグ ウエストハム・ユナイテッドvsマンチェスター・ユナイテッド戦の記事です。 パスを出した後に動きなおすことが無くそこで終わり、プレスを一度かけたら例え交わされようが後は周りにおまかせ、といったようにプレーの連続性に欠けている事が不安定な戦績に繋がっていると個人的には考えています。 ローブロックをまるで攻略出来ない事についても、ワイドに位置取りして相手を釣り出したり、相手選手間を裂くような斜めのオフ・ザ・ボールが乏しく、足元で受けたがる上にボールにごく近い範囲でしかプレーに関与していないという意識が悪さをしていると思う。 Defeat for Unite…