デス渋谷系 ■デス渋谷系[DEATH-SHIBUYAKEI] <ムーブメント>90年代中ごろ、渋谷系が醸しだす無駄にエヴァーグリーンな雰囲気に心躍らせ瞳をきらめかせる少女たちの目を覚まさんとばかりに自然発生的に生まれ、誰かの手により悪意たっぷりに名づけられたムーブメント。ノイズミュージシャンである暴力温泉芸者、サイケデリックヘヴィロックバンドのDMBQをその担い手とし、既存のいわゆる"渋谷系"が持っていた爽やかでオシャレといった雰囲気とは真逆な価値観で構成されるムーブメントではあったが、コーネリアスが当時もはや嘲笑の対象でもあったハードロックの象徴的な楽器であったフライングVを自在に弾きこなす…