(Castel del monte、カステル・デル・モンテ)
イタリア南部プーリア州バルレッタ=アンドリア=トラーニ県アンドリアにある城。13世紀半ばに神聖ローマ帝国のフリードリヒ2世が、イスラム勢力に備えて南イタリアに築いた200余の城砦の一つ。八角形の中庭を八角形の周壁が囲み、さらに八つの八角形の塔が立っており、その形状から「丘の上の王冠」と呼ばれる。1996年に、世界遺産(文化遺産)に登録された。サンタ・マリア・デル・モンテの近くに位置し、付近一帯はアルタムルジャ国立公園(Parco Nazionale dell'Alta Murgia)として指定されている。