伊須留岐比古神社 この神社は、七尾市南方にそびえる石動山(せきどうさん、いするぎやま、標高565m)山頂付近に鎮座しております。石動山縁起によれば、星が流れ落ちて三石となり、その一つ、「動字石」がこの山に落ちて以来、石動山と称するようになったと云われています。 開山は紀元前92年(崇神天皇6年)とも717年(養老元年)とも言われ、延喜式に伊須流岐比古神社として登場する。後に、虚空蔵求聞持法の修法や修験的な峰入り行が盛んになり、真言宗の寺院となって隆盛を極めた。 加賀、能登、越中の山岳信仰の拠点霊場として栄え、石動山に坊院を構えた天平寺は、天皇の御撫物の祈祷をした勅願所である。最盛期の中世には北…