スーパーで面白いトマトを見つけた。 6個ほどの赤いトマトがブドウのように房についたままで売っているのだ。 船型の可愛らしい紙容器に入り、透明ポリに被せられ、 まるで果物のような扱いでワゴンに乗せられていた。 その全てが真っ赤に熟し、同じような形で切られている。 これは、トマト工場で作られたものに違いない。 案の定、説明書きを見ると、某有名なケチャップ会社の製品?だった。 それにしても、植物がモノのように工場で生産されるとは。 私が今浦島だったのか、どうやらかなり出回っているらしかった。 ネットで調べてみたら、巨大温室のような生産現場には、 背の高さ以上のトマトの木が整然と並んでいる。 人は白い…