物流の最前線で働くトラックドライバー。人々の生活を支える大事な仕事ですが、その労働環境は過酷です。女性ドライバーを「トラガール」と持ち上げるキャンペーンが行われる一方で、現場では安全にも健康にも配慮されていない──そんな矛盾が噴き出しています。 ある運送会社で働いていた40代の女性ドライバー、鈴木さん(仮名)は、重い荷物の積み込み作業を続けるうちに頸椎椎間板ヘルニアを発症しました。 ドライバーたちは、荷物の間に敷くベニヤ板を軽いものに替えてほしいと何度も求めましたが、会社は無視。真冬に1枚10キロ以上のベニヤ板14枚を手積みした後、鈴木さんは肩から腕にかけての激痛で動けなくなりました。 それで…