LGBTQに関する認知は21世紀にはいって急速に向上している。昔は蔑視やからかいの対象になることもあったが、今ではそのような認識を持つ人は少数派だろう。LGBTQに対して否定的な考えを表明すると社会的に指弾されることもあり、少なくとも表面的には日本もLGBTQに対してより寛容になった。 一方で社会の意識の変化に制度が追い付かないケースも多い。同性結婚については人口カバー率では65%以上の自治体がパートナーシップ制度を導入するなど取組が広がっているが、法律婚との違いは大きい。トイレ問題についてもオールジェンダートイレを設置する建物も増えているが、まだ一部に留まっている。 このLGBTQに関連して…