加納朋子の小説を映画化したのが2014年公開の本作。森山良子の歌が頭に浮かんできてしまいそうなタイトルは、英語と混ざってなんとも不思議な印象を与えてくれますね。ジャンルはファンタジー・ミステリー。新垣結衣と大泉洋が夫婦役でこの映画のメインとなるわけですが、一見、面白そうなストーリーも見ているうちに登場する役者に目が行ってしまうといった不思議な映画でもあります。笑えそうで笑えない。泣けそうで泣けない。なんとも微妙な時間が延々と続いてしまう。その理由に大泉のシリアスな演技が似合わないというのがあるかもしれません。完全なコメディなら彼の魅力を発揮できるんじゃないかって見ていて感じましたね。それに反し…