『トールキン 旅のはじまり』という映画がありまして。どういう映画かというと、あの『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』などのファンタジー文学の作者であるJ・R・R・トールキンの前半生を描いた作品です。ちなみに『ロード・オブ・ザ・リング』って、「指環への道」っていう風に勝手に脳内翻訳する人が多いと思いますが、違います(バッサリ)。先ず、ロードが「道」なら「オブ」がそもそもおかしい。多分「トゥ」が一般的だと思います。そして原題を見てみると「Lord of the Rings」となっています。「lord」、つまり「主君」ですね。だから、「指環への道」というのは大間違いで、多分「指環の所有者」くら…