この1年いろいろな弓の使い方を習い、考え、練習してきた。 ドッツァウァーという教則本は前半部分は数年前までに一通りやった。 しかし、その頃は、音程と移弦のなめらかさだけに留意して弾いただけだ。 今、弓をどう使うかに意識して弾いたら、前と違うレベルで鍛えられるのではないか。 きょうは21番を見てもらう。 8分音符3つをダウン(弓を右に引く。)で弾いて、1つをアップ(左へ戻す。)という弓の使い方としてアンバランスな形。 3つ部分は弓元で毛に圧をかけて弓のスピードを抑えて、弓の4分の1ぐらい使って弾く。弓元だし、音をくっきりさせる意味もあり、毛を寝かせたまま。1つ分のアップは上腕を使い毛は当たってい…