仏語: dragée
アーモンドを砂糖の衣で包んだ菓子。アーモンドの収穫が盛んなシチリア島(イタリア)で生まれた。
海外で結婚式や誕生会などの祝事の際に「幸福・愛のしるし」として配られるのを真似て、日本でも祝事のプチギフトに用いられるようになった。
結婚式のプチギフトに用いられるドラジェは、花嫁のベールにちなんだチュール素材の袋に入れて配られることが多い。
イタリアでは、「幸福」「健康」「子孫繁栄」「長寿」「富」をあらわす5粒を1セットにして配るのが好ましいとされるが、日本ではバラ売りされていることも多く、特に決まりはないようだ。
お色直し後の再入場や、招待客退出のお見送りの際に1人に1袋ずつ手渡しされることが多い。