登場人物 ●私を追いかけてくる謎の集団 ●自分 私はある施設にいた。ここが何の施設かはわからない。 そして自分が何の目的でここにいるのかもわからない。 わかっていることは、ただひとつ。私はこの施設から逃げなければならないということだ。しかし、なぜ逃げなければならないかはわからない。 とにかく逃げよう。誰にも見つからないように私は施設を抜け出した。 私が施設を抜け出すと大きな警報がなり、脱走者ありとアナウンスが流れた。 しまった、見つかるわけにはいかない。私はとにかく逃げた。 逃げては隠れ、隠れては逃げを繰り返した。少しずつ施設から離れていった。 しばらく逃げると追手が来た。私は木の陰に隠れた。…