韓国映画である。ものすごい面白い映画だった。まるで全盛期の香港映画に通じるものがある。テンポよし、アクションよし、ストーリーよし。悪役はこれでもかというほど憎たらしく、正義の人たちはどこか間抜けで可愛らしいところがある。 この映画は韓国国内ではものすごくヒットした。当然といえば当然である。ストーリーは財閥の御曹司の悪行を暴く刑事たちの映画である。ちょうど韓国ではナッツ・リターン事件など財閥の御曹司、御息女たちの悪行が世間を騒がせている最中である。ヒットしないはずがない。ワイドショーで(韓国にもそういう番組はあるだろう)財閥のドラ息子たちの悪行が明るみに出るたびにこの映画の評判は上がる一方だろう…