7月ですが、2023年上半期に読んだ70冊程度の本のうち個人的に特に面白いと思った本をまとめます。また、読んだ本リスト自体も記録として残しておきます。※2023年に出版された本はほとんど読んでませんでした。 ■特に面白かった5冊 ・永田 洋子『十六の墓標 炎と死の青春 上下巻』1982/9/1 前ブログでも書きましたが、1970年頃に実際活動していた極左集団の精緻な描写を通して、歴史を学びつつ、人や組織とは何なのか考えるきっかけになります。残虐な描写があるので、苦手な方は要注意ですが、私としてはとても興味深く読めました。 『十六の墓標 炎と死の青春』の感想等_異常と普通の混在・近さが不気味でも…