レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「冒険者たち」(1967)です。 この作品、昨日ご紹介した「ラムの大通り」のロベール・アンリコ監督作品です。思うに、日本の観客が一番好きなフランス映画ではないでしょうか? 映画は、簡単に言えば人生に挫折した男女3人が明るく宝探しに出掛け、大金を手に入れるのですが、やはり人生上手くいかなくて・・・ 特に前半、騙されてパイロット免許を剝奪されたマヌ(アラン・ドロン)、高性能エンジン開発を生きがいにしているエンジニア、ロラン(リノ・ヴァンチュラ)、前衛彫刻家レティシア(ジョアンナ・シムカス)達が挫折し、人生再チャレンジの…