(ロシア語: Новгородская республика、古代教会スラヴ語: Новгородская земьля) 公座を大ノヴゴロドに置いていた中世のルーシ(古代ロシア)の主要な都市国家の一つ。中世には特殊な貴族共和制により、しばしばノヴゴロド共和国と呼ばれ、こちらの名前が定着しつつある。
「タタールのくびき」にルーシ全体があえぎ、北方十字軍がスラヴ人へ正教からカトリックへの「剣による改宗」を強制していた13世紀のルーシの中心であった。
現在ではフィンランド、スウェーデン、ノルウェーと呼ばれているバルト海沿岸地域には、かつてクルキ家と呼ばれる一族によって支配された大帝国が築かれていた。 今となってはその面影も殆どないものの、この地には確かに14世紀末のデンマーク人による侵略までは独自の信仰を維持し、ある程度統一された言語が話されていたことが分かっている。 では、その大帝国はいかにして成立し、そして失われていったのか。 そしてこれを実現させたクルキの一族の運命とは果たしてどのようなものだったのか。 今回はこれを、語っていこうと思う。 目次 始祖アンリについて 幼少期 青年期 サーミ戦争 Ver.1.12.5(Scythe) 使用…