はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と七十五 「ハイブリット!」 などと、いい加減なことをしていたら終(シマ)いには大逆襲の憂き目を見るかもしれないアレコレ、を、ナンとなく頭に浮かべたりしていると、Aくん、突然、唐突に、ハイブリット授業、って、どう思う?、と、問い掛けてくる。 ハイブリット、授業? ドライブは嫌いではないが、クルマ好き、というほどではない私でも、辛うじて、ハイブリットカーという言葉ぐらいならどうにか知ってはいる。知ってはいるが、じゃ、なぜ、どこが、どんな具合にハイブリットなんだ、となると、残念ながら、ほとんど知らないに等しい。 そもそも、ハイブリット、って、ナンだ。 「どう思う…