強硬なイスラエルの、特にネタニヤフ首相が就任して以降のパレスチナへの圧力は確かにひどい。しかし抵抗運動とは言っても、5,000発ものロケット弾を撃ち込み、壁を越え空から、海から同時に侵入して民間人を虐殺し、200人あまりの人質を攫ったハマスの暴挙を許せるものではない。 挙国一致内閣を作ったイスラエルは、ガザ地区をほぼ完全に封鎖、空爆を繰り返している。電力を断たれたガザ地区の人道危機は頂点に達しようとしているし、本格的な地上侵攻の時期も迫っている。当面の問題は、 1)人質の解放 2)ヒズボラ等の蠢動の阻止 3)地上侵攻の停止 4)十分な人道支援 5)ハマス(の敵対行動)の根絶 なのだが、私の感覚…