歴史民俗資料館、石仏3体 石仏3体のうち、中央の石仏は寛永7年製。右の石仏は享保17年製。どれも手首が破損し、右2体は頭部が補修されているが、明治初期の神仏分離の影響と考えられている。 旧石器時代の遺跡 旧石器時代から中世までの出土遺物が展示されている考古資料展示室もある。奄美市笠利町には約100ヶ所の遺跡があり、奄美群島で最も多数の遺跡が分布する地域である。奄美群島では約30,000年前の旧石器時代の遺跡が若干確認されている。当時は氷河期にあたり、海水面は現在より約140m低かったので、種子島・屋久島等の大隅諸島は九州と陸続きだったが、以南の南西諸島はすでに海で分断されていた。旧石器文化がど…