落語の後、 昭和館の展示に足を運んだ。 7階でエレベーターを降りると、 まるで空襲後の焼け野原に迷い込んだような気にさせられた。 ハラブジャの記念博物館みたい。 ハラブジャはイラン国境に近いイラク・クルド自治区のハラブジャ州の州都。 イランイラク戦争末期の1988年、 イラン側に加担したとして、 サダム・フセインが化学兵器で ハラブジャ市民を虐殺したむごたらしい事件。 死者は5000人に上るとも言われている。 15,000人以上が負傷し、いまだに後遺症に苦しんでいる人もいる。 そのハラブジャに、記念博物館が設立されている。 ハラブジャでも支援事業を実施しているので、 ハラブジャに行く機会があっ…