アメリカメジャーリーグにおける顕彰の一つ。 ハンク・アーロンが、ベーブ・ルースの本塁打記録を塗り替えてから25周年を記念し、1999年に創設された。
アメリカンリーグ・ナショナルリーグから、その年に最も活躍した打者がそれぞれ1人ずつ選出される。 サイ・ヤング賞の野手版的な賞。
エンゼルスでプレーした大谷翔平投手(現ドジャース)がハンク・アーロン賞などを含めて、今年「14冠」を達成した。 メジャーリーグ機構(MLB)は16日(日本時間17日)、卓越した打者をファン投票などで選出するハンク・アーロン賞の受賞者を発表し、ア・リーグではエンゼルスでプレーした大谷翔平投手(現ドジャース)が初めて受賞した。日本選手としても初受賞。ナ・リーグはブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が選ばれた。 大谷は今季リーグ最多44本塁打を放ち、日本選手初の「本塁打王」を獲得した。右脇腹を痛めて9月の約1か月を欠場したがリーグ4位の打率.304、95打点、20盗塁をマーク。OPS1.06…
2023年度の「ハンク・アーロン賞」は、大谷翔平(ドジャース)とロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)に贈られることが発表された。ともに同賞は初受賞になる。 MLB2023 AWARD ALは大谷翔平が初受賞 同賞は、ハンク・アーロンがベーブ・ルースの714本の通算最多本塁打記録(当時)を破ってから25周年を記念し、1999年に創設された。 大谷は過去3シーズン連続でファイナリストにノミネートされていたが、今回が初受賞。 アメリカン・リーグのファイナリストは下記の選手たち ヨーダン・アルバレス(アストロズ) ヤンディ・ディアス(レイズ) アドリス・ガルシア(レンジャーズ) アーロン・ジャッジ…
MLB2023 The Hank Aaron Award ハンク・アーロン賞の候補者が発表!ファン投票も始まる 攻撃力に優れたスラッガーの勲章ともいうべき「ハンク・アーロン賞」の候補者たちが発表された。 この賞はハンク・アーロンがベーブ・ルースの通算本塁打記録を破ってから25年後の1999年に創設された。 大谷翔平は3年連続で最終候補者にノミネートされたが、1度目の2021年はブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、昨季はアーロン・ジャッジ(ヤンキース)にこの栄誉ある賞が贈られ、1度も受賞していない。3度目の今季は初受賞が期待される。 選考方法が複数回変更されている賞だが、ファン投票…
MLB(メジャーリーグ機構)は現地26日、両リーグの年間最優秀打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」の受賞者を発表。 ア・リーグからはボストン・レッドソックスの指名打者デービッド・オルティ-ズ、ナ・リーグからはシカゴ・カブスのクリス・ブライアント三塁手が選出された。 ICYMI: Last night @davidortiz received the 2016 AL Hank Aaron Award. pic.twitter.com/QlPy5GgpIR — Boston Red Sox (@RedSox) 2016年10月27日 通算755本の歴代最多ホームラン記録を保持していたハンク・アーロ…
メジャーリーグ(MLB)は10月31日、卓越した打者に贈るハンク・アーロン賞に、ア・リーグはブルージェイズのジョシュ・ドナルドソン内野手、ナ・リーグはナショナルズのブライス・ハーパー外野手を選出した。 ア・リーグのドナルドソンは今季123打点でタイトルを獲得。122得点、10犠飛もリーグトップで、さらにサヨナラ本塁打3本と勝負強さも見せた。 07年にオーバン大からドラフト1巡(全体48位)でシカゴ・カブス入り。08年アスレチックスにトレードで移籍、その年にメジャーデビューを果たす。 頭角を現したのは13年。捕手から三塁手に転向していたドナルドソンは、不利なカウントでもボール球に手を出さないバッ…
大谷翔平 日本ハム(2013-2017)-LAA(2018-2023)-LAD(2024-) 通算打撃成績 860試合 .282 878安打 225本塁打 567打点 145盗塁 fWAR28.6 獲得タイトル:MVP2回、本塁打王2回、打点王1回、シルバー・スラッガー賞2回、エドガー・マルティネス賞3回、ハンク・アーロン賞1回、新人王 2024年 159試合 .310 197安打 54本塁打 130打点 59盗塁 fWAR9.1 54-59 MLB史上初の“50-50”(50本塁打・50盗塁)を達成したユニコーン🦄。 「ヒリヒリとする9月」を送りたいという強い思いから、2023年オフにプロス…
アーロン・ジャッジ NYY(2016-) 通算成績 993試合 .288 1026安打 315本塁打 716打点 53盗塁 fWAR51.3 獲得タイトル:MVP1回、本塁打王3回、打点王2回、シルバースラッガー賞3回、ハンク・アーロン賞1回、ロベルト・クレメンテ賞1回、フィールディング・バイブル・アワード1回、新人王 2024年 158試合 .322 180安打 58本塁打 144打点 10盗塁 fWAR11.2 All Rise 2024年に自身3度目となるシーズン50本塁打の壁を超えた怪物スラッガー。 9年3億6000万ドル(年平均4000万ドル)の大型契約2年目となる2024年は4月こ…
初めに 選手紹介 ブライス・ハーパー アレク・ボーム トレイ・ターナー アーロン・ノラ ザック・ウィーラー カイル・シュワーバー J.T.リアルミュート ニック・カステヤノス ブライソン・ストット ブランドン・マーシュ レンジャー・スアレス クリストファー・サンチェス 最後に 初めに 2011年以来の地区優勝おめでとうございます! Your 2024 National League East Champions ❤️ pic.twitter.com/Kz66Obr5GA — Philadelphia Phillies (@Phillies) 2024年9月24日 2024年WS制覇の可能性があ…
ヴラディミール・ゲレーロJr. TOR(2019-) 通算成績 660試合 .264 547安打 130本塁打 310打点 13盗塁 fWAR11.6 獲得タイトル:本塁打王1回、シルバースラッガー賞1回、ゴールドグラブ賞1回、ハンク・アーロン賞1回 2021年 161試合 .311 188安打 48本塁打 111打点 4盗塁 fWAR6.3 ブルージェイズ2世トリオ 父親は殿堂入りを果たした強打者ヴラディミール・ゲレーロ。 ゲレーロJr.はマイナー時代からトッププロスペクトとして期待され、2019年開幕前にはMLB全体1位に。ゲレーロ同様アベレージが残せる強打者になれる逸材と評価されていた。…
デビッド・オルティーズ MIN(1997-2002)-BOS(2003-2016) 通算成績 2408試合 .286 2472安打 541本塁打 1768打点 9盗塁 fWAR51.0 獲得タイトル:本塁打王1回、打点王3回、シルバースラッガー賞7回、エドガー・マルティネス賞8回、ハンク・アーロン賞2回 2006年 151試合 .287 160安打 54本塁打 137打点 1盗塁 fWAR5.3 ビッグ・パピ 2022年に有資格1年目にして殿堂入りを果たした2000年代最高の指名打者。 オルティーズはレッドソックスに加入した2003年からラストイヤーの2016年まで不動のDHとして出場。その間…
サミー・ソーサ TEX(1988)-CWS(1989-1991)-CHC(1992-2004)-BAL(2005)-TEX(2007) 通算成績 2354試合 .273 2408安打 609本塁打 1667打点 234盗塁 fWAR60.1 獲得タイトル:MVP1回、本塁打王2回、打点王2回、シルバースラッガー賞6回、ハンク・アーロン賞1回、ロベルト・クレメンテ賞1回 1998年 159試合 .308 198安打 66本塁打 158打点 18盗塁 fWAR7.1 Slammin' Sammy 1998年にマグワイアとMLB史に残るホームランキング争いを繰り広げ、当時のMLB歴代2位となるシーズ…
ジョーイ・ボットー CIN(2007-2023) 通算成績 2056試合 .294 2135安打 356本塁打 1144打点 80盗塁 fWAR58.8 獲得タイトル:MVP1回、ゴールドグラブ賞1回、ハンク・アーロン賞1回 2017年 162試合 .320 179安打 36本塁打 100打点 5盗塁 fWAR6.2 カナダのイチロー ずば抜けた選球眼を誇る2010年代を代表する強打のファースト。 キャリアを通しての通算出塁率は.409、リーグ最高出塁率は7回、100四球以上を選んだシーズンは6回と、とにかく出塁能力が高いのが特徴。 2011年以降は、選球眼が異次元の域に到達し、球審もボットー…
フレディ・フリーマン ATL(2010-2021)-LAD(2022-) 通算成績 1885試合 .301 2114安打 321本塁打 1143打点 89盗塁 fWAR58.3 獲得タイトル:MVP1回、シルバースラッガー賞3回、ゴールドグラブ賞1回、ハンク・アーロン賞1回 2023年 161試合 .331 211安打 29本塁打 102打点 23盗塁 fWAR7.9 将来の殿堂入りも確実視される現役No.1ファースト 毎年のように3割・30本塁打前後を記録している安定感抜群のスラッガー。 フリーマンはツーベースヒットが非常に多く、2023年にはリーグ最多の59二塁打を記録。 2024年にはM…
マイク・トラウト LAA(2011-) 通算成績 1489試合 .301 1624安打 368本塁打 940打点 206盗塁 fWAR84.7 獲得タイトル:MVP3回、打点王1回、盗塁王1回、シルバースラッガー賞9回、ハンク・アーロン賞1回、フィールディング・バイブル・アワード1回、新人王 2018年 140試合 .312 147安打 39本塁打 79打点 24盗塁 fWAR9.5 WARの申し子 将来の殿堂入りが確実視されるスーパースター。 走攻守全てがハイクオリティで、総合指標のWARはルーキーイヤーの2012年から2019年にかけて常にリーグトップクラス。2010年代で積み上げたWAR…
クリスチャン・イエリッチ MIA(2013-2017)-MIL(2018-) 通算成績 1393試合 .286 1505安打 193本塁打 706打点 184盗塁 fWAR40.0 獲得タイトル:MVP1回、首位打者2回、シルバースラッガー賞3回、ゴールドグラブ賞1回、ハンク・アーロン賞2回 2019年 130試合 .329 161安打 44本塁打 97打点 30盗塁 fWAR6.5 家富豪 母方の祖父は日本人の日系3世メジャーリーガー。 マーリンズ時代は堅守巧打のレフトというイメージだったが、2018年のファイヤーセールでブルワーズに移籍すると球界屈指のスラッガーに大覚醒。 2018年はリー…
CHC(2015-2021)-SF(2021)-COL(2022-)通算成績 1006試合 .276 1033安打 182本塁打 532打点 44盗塁キャリアハイ(2016) 155試合 .292 176安打 39本塁打 102打点 8盗塁 2013年ドラフト全体2位選手。2015年にメジャーデビューすると新人王を獲得、翌2016年にはハンク・アーロン賞とMVPを受賞し、世界一の原動力に。しかしその後は毎年のように故障離脱し、期待されるような結果を残せていない。
アーロン・ジェームズ・ジャッジ(Aaron James Judge、1992年4月26日 - ) NYY(16〜) 2022年成績.311 62本塁打 131打点 OPS1.111 ベースボールの顔 NYYだけでなく現在のベースボールの顔とでも言うべき規格外スラッガー。 ほぼ新人であった17年に52本塁打を放ちでスターの座に上り詰めるもその後は怪我などもあって中々本領を発揮出来ないシーズンが続いた。 しかし22年、オフの動向が注目されながらスタートしたシーズンは終わってみれば歴史的な結果に。ア・リーグのシーズン本塁打数記録を61年ぶりに更新したのを始めほぼ全ての打撃部門でトップに立つ。 ハンク…
カルロス・デルガド TOR(1993-2004)-FLA(2005)-NYM(2006-2009) 通算成績 2035試合 .280 2038安打 473本塁打 1512打点 14盗塁 fWAR44.1 獲得タイトル:打点王1回、シルバースラッガー賞2回、ハンク・アーロン賞1回 2005年 144試合 .301 157安打 33本塁打 115打点 fWAR3.3 2000年代前半を代表する強打の一塁手 1997年から2006年まで10シーズン連続で30本塁打以上を放ったスラッガー。 全盛期バッティングは球界屈指だったが、ステロイド全盛時代ということもあり、主要タイトルは2003年の打点王のみ。…
5月6日のブレーブスVS.ドジャース 大谷選手の2ホーマー 9号はバックスクリーン125m 10号はセンター中段!飛距離141m52000人の観客の多くの人の「一生の記憶」に残るものだと思います。 私が後楽園球場で観た、王さんの初5試合連続となった2本、ライトスタンド中段へのライナーとバックスクリーン右側への大ホームランを、今でも人生の記憶にしているように。 そして、相手投手フリードが、自身3度目の「マダックス」を達成したばかり、というアナウンスがありました。 「マダックス」=100球以内での完封勝利 投球術がないとできない記録です。 グレッグ・マダックスという356勝を挙げた大投手の名前に由…
マニー・ラミレス CLE(1993-2000)-BOS(2001-2008)-LAD(2008-2010)-CWS(2010)-TB(2011) 通算成績 2302試合 .312 2574安打 555本塁打 1831打点 38盗塁 fWAR66.3 獲得タイトル:首位打者1回、本塁打王1回、打点王1回、シルバースラッガー賞9回、ハンク・アーロン賞2回 2000年 118試合 .351 154安打 38本塁打 122打点 1盗塁 fWAR4.8 Manny being Manny MLB歴代15位の555本塁打を放った2000年代を代表するスラッガー。 メディアから「天才」とも言わしめるほどの抜…