世界の常識にケンカを売ろうというオールド信者さんは、ぜひお読みいただきたい。 今朝、バイオリン製作者の岩井孝夫さんの自伝的文章を読んでいたら、自分の製作した楽器がクレモナで二万でも売れず材料費三台分で楽器店に売却した逸話があった。材料費を仮に三万としてもわずか90000円にしかならない。 別の情報では、最近はどうなっているか確かではないが、イタリアの製作学校を出て一人前にバイオリンが製作できるようになっても新作は2000ユーロで楽器店に引き渡すのが相場らしい。これはよい方で日本円で約240000円から250000円位だ。名もない研修生のランクならそのくらい。 木材やニスの材料費が三万から四万な…