「オマエは『野生の夜に』のサミーだ。」と言われた 「あなたがこのグループのトランスジェンダーの人だと思った。」と言われた 「あなたがビデオボクサーじゃん。」と言われた わたしは「ビデオボクサー」と「栗原殺人事件」という小説を書きたいと思ってた ビデオボクサーはわたし自身じゃないかと認識させてくれたのは、Mだった 修道院時代、レヴィナスの研究をしていたO本さんから「あなたは『キテるヒト』だ。」と言われた その時同時にO本さんから『イッちゃってるヒト』認定されたSちゃんのことを好きになった。認定されたその夜にSちゃんと裸でさすり合う夢をみたのだ 酔った勢いでSちゃんの膝に顔を埋めようとしたら、Sち…