人間が発電する。 そんな世界を描いた漫画が千賀史貴さんと赤岸Kさんの『バテリバイス 人間電池と砂の巨像』です。2巻完結です。 舞台はとある島。そこには王都を中心に四つの「農園」が存在します。農園には体内で電気を生み出して体外に出力することができる人々が住んでいる。地上で電気を生産する人々、そしてその電気を搾取する空の貴族がいる。 物語は地上の人々が空の貴族に反乱する描画から始まります。反乱軍(レジスタンス)として働くシビウとハルギタ、その二人は実は…な導入です。そして、人間の発電によって動く巨像が出てきて、その巨像を動かして戦ったりします。 人間が自ら生み出した電気を利用して生活や戦闘に利用す…