アストリッド=リンドグレーン作
『ロッタちゃん』シリーズに登場するぶたのぬいぐるみ。
原作では本物のぶた・・・ではなく、生まれたときからぬいぐるみ。
ロッタちゃんにいつも連れまわされて時にはゴミ箱(!)、
川の中まで入ってしまいすっかりよれよれ。
映画『ロッタちゃん はじめてのおつかい』日本公開時、
関連グッズとしてぬいぐるみが販売され、後にサン・アローから
別タイプのぬいぐるみが各種発売された。
スウェーデンの有名な漫画『BAMSE』に
「バムセ」という名のクマのキャラクターがおり、ロッタちゃんは
自分のぬいぐるみにその名前をつけたと思われる
(そのため彼女はバムセをぶたでなく“ぶたくま”だと主張する)。
ぬいぐるみは手のひらにのるくらいのSサイズから、
小学6年生なみの巨大な特Lサイズまで幅広く、さらに
キーホルダー、ポシェット、ティッシュカバー、マグネット、
コインケースが確認されている。
ぬいぐるみは各サイズごと、さらには同じサイズでも
ひとつひとつ顔(縫製)や体格(パンヤの量)が異なり、
また流通の時期によって耳の形などに変更が加えられている。
田中康夫氏が長野県知事だったときの知事室に2Lサイズのバムセがいたことは(ごく一部に)有名。
また、『「ぷっ」すま』の収録中にユースケ・サンタマリアが
特Lサイズを購入した(支払いは草磲剛)。
また、『SMAP×SMAP』の豚肉料理対決にマスコットとして登場するなど、
きわどい仕事もこなしているようである。
作者の遺志により新たなグッズ生産はもう行われていない。
バムセをみかける主なスポットとしてはヴィレッジ・ヴァンガードや
キディランド、デパートのこども用品売り場などがあげられるが、
在庫の減少とともに徐々に遭遇の機会は減ってきている。
出演映画
- 『ロッタちゃん はじめてのおつかい』
- 『ロッタちゃん 赤いじてんしゃ』