使い心地を追求して工作を楽しむ 電鍵やパドルで交信をしていると、その使い心地が気になってくる。スイッチの断続でモールス符号を生成しているだけなのだが、手に馴染み、思い通りの発信ができる時と何か違和感があり符号の乱れが生ずる時がある。 電鍵やパドルは機構的には単純なスイッチで、操作に従ってONになればよいのだが、レバーを押したとき接点が閉じるまでの時間、つまり接点のギャップは重要である。ガツンガツンと広めのギャップを好む人もあれば、指を軽く触れただけで動作するような極小のギャップを好む人もいる。 テンションの硬さの影響も大きい。レバーを押したときの反発の強さだ。コイルばねやマグネット、素材の弾性…