私にも恩師と言える方が一人二人おり、わが国の社会福祉の教授第一号、故三𠮷明先生もそのお一人で(出会った時はご高齢でしたが)家庭裁判所の調停委員もされていました。 娘さんが二人いるおばあさんからの離婚調停で、下の娘さんの結婚式の直後 「私はこの時を待っていました。上の娘が生まれた時も、下の娘が産まれた時も、女のところへ行っていて、下の娘が無事結婚したら、離婚しようと心に決めていました」 おばあさんの意志は固く、離婚は成立し、その後おばあさんは元気はつらつパートに通い、おじいさんは通い帳(アパートを持っておりその家賃集金のためのノート)を持ってトボトボ歩いている… 「男子学生諸君、奥さんは大事にし…