カリフォルニアの国立公園の1つに、百歳の今なお現役のパークレンジャーがいる。 黒人女性のベティ・ソスキン。 85歳でこの職に就いた。 第二次大戦に貢献した米国人を称える目的で、同公園は新設された。 だがあまりに白人中心のストーリーになっており、自分の経験を反映させる必要があると思った。 黒人であるソスキンは戦時中も、人種隔離された中で働いた。 出征した男性達に代わり、職場で活躍した白人女性の経験とは大きく違っていた。 国立公園訪問者に、その話を数えきれないほど語った。 「彼女の影響はとてつもなく大きい」 「より完全な話を語る上で、なくてはならない存在」と公園責任者。 (柴田優呼@アカデミック・…