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ヒンデンブルグ・オーメン

(社会)
ひんでんぶるぐおーめん

Hindenburg Omen

株価の先行きに警鐘を鳴らすシグナルとされているテクニカル分析パターン。株暴落の前兆。

2010年7月23日から25日の3日間に米国株式市場に起きた現象から、盲目の数学者であるJim Miekkaが導きだしたとされる*1

この名称は1937年5月6日、アメリカで発生したドイツの飛行船「ヒンデンブルク号」の爆発・炎上事故に由来する。

発生条件は諸説あるが、直近では以下の4つの条件が同じ日に起こったときとの見方が多いとされる。

起こる条件

  • ニューヨーク証券取引所(NYSE)での52週高値更新銘柄と52週安値更新銘柄の数がともにその日の値上がり・値下がり銘柄合計数の2.8%以上
  • NYSEインデックスの値が50営業日前を上回っている
  • 短期的な騰勢を示すマクラレン・オシレーターの値がマイナス
  • 52週高値更新銘柄数が52週安値更新銘柄数の2倍を超えない

その後に起こりうること

  • 77%の確率で株価が5%以上の下落
  • パニック売りとなる可能性が41%
  • 株式市場が重大なクラッシュとなる可能性が24%

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テクニカル分析入門―株の売り時、買い時を知る (日経文庫)

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