労働において感情といったものは余計なものであり、心を殺して仕事をしなければならない。 労働は義務でありそれを怠れば社会的に生きて行くことはできないのだから仕方が無いことではある。 だが社会的に生きていたとしても、心を殺せば「生きながらにして死んでいる」のと同じだと言える。 そうすれば心を殺していたが故に精神が病んでいき、突如ふとしたきっかけで限界を迎える。 ついに耐えられなくなった場合、社会の歯車にすらなることが出来なくなり、脱落することになる。 しかしたとえ落伍者となったとしても自死を選ばない限り人生は続いて行くのであり生きねばならない。 それ故、次を考え前を向く必要があるのだが、なかなかそ…