映画『午前4時にパリの夜は明ける』は、パリ西部に暮らすある家族の7年間を見つめた優しさに溢れた人間ドラマだ。 youtu.be1981年、パリ。長年不仲だった夫が家を出て行ったためエリザベートは初めて社会に出て働き始める。彼女が得た職は深夜放送のラジオ番組の仕事だった。 エリザベートはそこで出会った家出少女のタルラを自宅へ招き入れる。野宿をしようとしている彼女を放っておけなかったのだ。共に過ごすなかで「家族」はそれぞれの人生を見つめ直していく…。 『アマンダと僕』(2018)、『サマーフィーリング』(2015)のミカエル・アースが監督を務め、シャルロット・ゲンズブールがエリサベートを、ノエ・ア…