この週末、長野へ行ってきた。北陸新幹線で、東京からわずか1時間半の四方が山に囲まれた町。初夏のような爽やかな好天に恵まれ、つい2か月前は白銀の世界だったとは思えないくらいの信州の春を楽しんできた。 「牛に引かれて善光寺参り」の伝説で有名な善光寺は、一生に1度お参りすると極楽往生が叶うと言われているお寺。約1400年の歴史を持つ。折しも7年に1度のご開帳が行われていて、日曜の朝7時でも多くの人でにぎわっていた。御本尊の「一光三尊(いっこうさんぞん)阿弥陀如来像」は、東大寺二月堂や浅草寺の仏像のように絶対秘仏として開帳されないという。なので、御本尊の複製とも言うべき「前立本尊(まえだちほんぞん)」…