『ディス・イズ・ホェア・アイ・ケイム・イン』は、通算20枚目(オーストラリア時代の3枚を除く)、21世紀になって最初の、そしてビー・ジーズにとって最後のオリジナル・アルバムとなった。 1967年の『ビー・ジーズ・ファースト』から実働35年。20枚というのは1.75年に1枚のペースで、少ないのか、そうでもないのか。はっきりしているのは、35年もグループが続くのは珍しいということだ。もっとも、近年では再結成してツァー、アルバムも発売という例も見受けるので、そう珍しくもないのか。ビー・ジーズにもグループ消滅期間があった。しかし、それはほんの一年足らずで、またすぐ磁石のようにくっついたので、やはりファ…