ピエルルイジ・コッリーナ Pierluigi Collina
イタリア人の審判。イタリア審判協会所属、FIFA国際審判員。
1960年2月13日生まれ、ボローニャ出身。188cm 75kg。
防衛庁の職員だった父親と小学校の先生を務めた母親の間に生まれる。1986年、ボローニャ大学経済学部及び法学部を卒業。ミラノで新聞社の経済部記者となる。1991年に結婚、宝石店を経営。現在は経営コンサルタントとしての顔ももつ。語学も堪能で、イタリア語、英語、スペイン語、フランス語ができるという。趣味はバスケットボール観戦。
子供の頃からサッカーに夢中だったが、17歳のとき、友達に誘われて審判の育成コースに参加する。20歳頃までにアマチュア上級審判になり、23歳の頃にはイタリア各地の審判をするようになる。31歳でセリエBデビュー。同年セリエAにデビューする。1995年(35歳)から国際審判員となる。1999年より5年連続で世界最優秀審判員に選出されている。2005年、イタリアサッカー協会の定年規定より引退することが決まっている。
1996年 アトランタオリンピック(決勝 ナイジェリアvsアルゼンチン)
1998年 FIFAワールドカップフランス大会
1999年 UEFAチャンピオンズリーグ(決勝 マンチェスターU対バイエルン・ミュンヘン)
2000年 ユーロ2000
2002年 FIFAワールドカップ韓日大会(アルゼンチン対イングランド、日本対トルコ、決勝 ドイツ対ブラジル)
2003年 ユーロ2004(予選 トルコ対イングランドやプレイオフのノルウェー対スペインなど)
2004年 ユーロ2004(開幕戦 ポルトガル対ギリシャ 準決勝チェコ対ギリシャ)、uefa杯決勝(バレンシア対オランピック・マルセイユ)
「ゲームのルール」ISBN:4140808128
石川顕啓編、山口英雄訳 NHK出版 2003.8.27