今回は、PA-302を国産OpAmpのmuses02仕様で仕上げてみます。musesシリーズは、”~ひとの感性に響く音を追求~”のコンセプトの元に開発されたOpAmpで、オーディオ用として特別の配慮を施されているそうです。 見落としがちなのは、この musesシリーズは、電源電圧が標準で15V、最大16V、絶対最大値18Vの仕様になっており、PA-302は、20Vの機種もあり、少なくともそのまま使うのは、好ましくありません。 いつもの高調波対策を施した後、OpAmpの電源を調整し、OpAmpの性能をフルに引き出す、ピュアアナログアンプに仕上げてみたいと思います。 はじめに 基板状態(ハンダ面)…