添加物を使用した加工肉の俗称。Pink Slime。
肉牛の解体途中に出る切れ端など通常食肉として使用されない部位の牛挽肉に水酸化アンモニウムを加えることで、サルモネラ菌などの病原菌を撃退するほか、味を良くするため調整したもの。精肉業の間では「Lean Finely Textured Beef(きめの細かい牛肉の意味、LFTB)」としても知られている。
米国では2001年より、食肉加工大手のビーフ・プロダクツ社により製造、納入されており、米農務省(USDA)は、病原菌の撃退効果があり安全であるとして、同加工肉の使用を許可していた。
しかし、2012年2月、これまでピンクスライムを使用していた米マクドナルド社が使用中止の旨を発表をしたことで波紋を呼んでいる*1。