今日のフィギュアスケート、グランプリファイナル中国大会の男子フリーはすごかった。あんなアクシデントがあったにもかかわらず、羽生選手も閻涵も、棄権をしなかった。陸上競技や球技と違い、フィギュアスケートって他者を打ち負かす競技ではなく、自己を表現する世界、完全に自分に向かってゆくスポーツなんだな、と思った。 起こっていることは幻想で、何の意味もないけれど、それを見て感じているハートは真実だ。彼らの演技を見てハートがひゅんひゅんするのは、きっとそこに投影されている神の愛を感じるからなのだろう。 今年は鈴木選手も真央ちゃんもいなくなり、ちょっとつまらない、と思っていたが、今年は男子フィギュアが盛り上が…