E653系が汎用性、交直両用、7両の輸送力を首都圏臨時列車で活かすのに適材 JR東日本は2022年7月に、利用者が少ない地方路線の収支を公表していますが、その中で赤字額がもっとも大きかったのは意外にも羽越線村上―鶴岡の52億5,500万円でした。 同区間の平均通過人員は697人です。 日本海縦貫線を担う羽越線だったのは、「いなほ」が一定の本数設定がある中、想定外でした。 2021年度の羽越線の区間別輸送密度では、酒田-羽後本荘680人、村上-鶴岡853人、新津-新発田1,180人、鶴岡-酒田1,344人、羽後本荘-秋田1,725人、新発田-村上3,643人の状況です。 「いなほ」は新潟-秋田に…