→ フランコ・ゼフィレッリ
Masculin:というわけでございます、早いもので。 Féminin:…本当にね。また同い年のふたりの偉大なマエストロがちょうど十年違いの同じ日に亡くなったなんて。 M:こないだもお話しましたけど、二十年前の今月7月は僕にとって大変なひと月で。 F:そうね、前月末にお母様が倒れて救急車を呼んだところから始まって、入院から転院といろいろな手続きをたった一人でやってらしたんですものね…また大変な猛暑だったし。確か7月20日に東京で観測史上最高の39.5℃を記録したのよね。 M:まあ猛暑はあれ以来年中行事ですけどね。そんな病院と家をひっきりなしに行ったり来たりしていたある日、束の間の帰宅をして届い…
【日時】2024.7.6.(土)14:00〜 【会場】NNTTオペラパレス 【演目】ジャコモ・プッチーニ『トスカ』全3 幕 【上演時間】約2時間55分(第1幕50分 休憩25分 第2幕45分 休憩25分 第3幕30分) 【上演日程】 2024年7月 6日(土)14:00 2024年7月10日(水)14:00 2024年7月14日(日)14:00 2024年7月19日(金)19:00 2024年7月21日(日)14:00 【Introduction・・・主催者】過酷な運命に翻弄された歌姫の物語情熱的な愛と悲劇のドラマ政情不安のローマを舞台に、運命に翻弄される歌姫トスカと画家カヴァラドッシの愛と悲…
あくまで備忘録だからスルーしてくれて結構
【日時】2024年4月17日 [水] 14:00〜 【演目】ジュゼッペ・ヴェルディー作曲、歌劇アイーダ全四幕 【上演時間】3時間50分 〇第一幕14:00〜14:40(40分) 〇第二幕15:00〜15:45(45分) 〇第三、四幕16:05〜17:15(70分) 各幕間に20分の休憩時間有り 【管弦楽】東京春祭オーケストラ 【指揮】リッカルド・ムーティ 【合唱】東京オペラシンガーズ 【合唱指揮】仲田淳也 【登場人物】 アイーダ:エチオピアの王女。エジプトに 【出演(配役)】 ○アイーダ(ソプラノ)マリア・ホセ・シーリス 〈Profile〉 今日を代表するソプラノ歌手の一人として認められ…
Féminin:今日は「ラ・ボエーム」の初演日、それとレナータ・テバルディのお誕生日ね。 Masculin:ボエームかぁ、語るべきことが沢山あり過ぎて…。 F:でもやっぱり、真っ先にお話しなくちゃいけないのは’88年9月のミラノスカラ座二度目の来日公演、フランコ・ゼッフィレッリ演出カルロス・クライバー指揮の名舞台ね。 M:そうでしたね。あの時は東京文化会館のロビーであの方とご一緒のお姉様とばったり…。 F:やっぱりそこから入るのね…まるで第2幕のマルチェッロみたいな顔をしてたわね、貴方。 M:そりゃあそうでしょ、あの少し前から妙に素っ気ないなぁと思ってたら…。 F:あら、相変わらずのらりくらり…
Masculin:また今年没後100年アニヴァーサリーの作曲家でプッチーニはいかがです? Féminin:うん、結構よ…あら、でも暮れにマリア・カラスの生誕100年もあったでしょ。 M:はい、ついでにってわけじゃないけど、今日は「トスカ」の初演の当日なんですよ、1900年。となると語るべきは…。 F:そうね、プッチーニというよりオペラ史上不滅の名盤、カラス、ディ・ステーファノ、ゴッビとデ・サバタ指揮スカラ座のEMI盤ね。 M:とは言うものの、主役三人と指揮、オケとどこをとっても万全で、唯一のウィークポイントはモノラル録音であることで。 F:それを言っちゃあ…なんて寅さんみたいだけど、確かにね。…
◆ATTENTION◆ 2023年4月29日以降、新型コロナウイルス関連の入国規制は解除されており、イタリア入国時の陰性証明書、ワクチン接種証明書の提示は不要、入国規制等も撤廃となっています。 ◆ATTENTION◆ EUでは、テロの脅威、観光客の増加、継続する地域への移民流入への対応として、ヨーロッパ旅行情報認証システム(ETIAS:事前渡航認証システム)を開始する予定で、欧州旅行情報認証制度、またはETIASビザ免除は、2024年に日本からヨーロッパへ旅行するための旅行要件となります。 日本国籍保持者がヨーロッパを旅行する場合、ETIASビザ免除をオンラインで申請する必要があります。 公式…
煙草が登場する芸術作品について考えながらYouTube散策中 「AIに愛はあるんか(・・?というより小さな親切大きなお世話(゜_゜)w」 まず ビゼー:カルメン (C. クライバー, 1978年)【全曲・日本語字幕】 - YouTube 次に 【AI高画質版】ビゼー:カルメン (C. クライバー, 1978年)【全曲・日本語字幕】(1080p/60fps) - YouTube
2023年9月26日 ローマ歌劇場 東京文化会館プッチーニ トスカ指揮 ミケーレ・マリオッティ演出 フランコ・ゼッフィレッリソニア・ヨンチェヴァ(トスカ)、ヴィットリオ・グリゴーロ(カヴァラドッシ)、ロマン・ブルデンコ(スカルピア)、ドメニコ・コライアンニ(堂守)、ルチアーノ・レオーニ(アンジェロッティ) 他 4年ぶりの外来オペラ公演鑑賞である。なかなか感慨深い。・・と言いつつ、実際のところは行くかどうか躊躇した。あまりにもベタすぎる演目。何の目新しさもない、古いオーソドックス演出。本公演は、メチャ高いチケット代に見合う価値が本当にあるのか? 決断するのに時間がかかった。(もう一つの演目は、当…
【主催者言】 ゼッフィレッリ生誕100年を記念し、15年ぶりに復活!神は細部に宿る! 巨匠が美にこだわった『トスカ』 ローマを舞台とし、ローマで初演された『トスカ』は、ローマ歌劇場にとっては特別な作品です。演出家ゼッフィレッリは2008年、ローマ歌劇場のためにこの『トスカ』をつくりましたが、今年はゼッフィレッリ生誕100年に当たりま す。荘厳な教会、重厚な内装の警視総監室、そして聖アンジェロ城での緊迫のフィナーレ。その根底にあるのは「演出家には作曲家から託された物語を伝える義務がある」というゼッフィレッリの信念。サラ・ベルナール演じる芝居 を見て、このオペラを書きたいと熱望したプッチーニの想い…